松田 はははは!
加藤 いいお便りです。
山内 なんか、稽古場って、この環境があまり落ち着かないじゃないですか。で、マグカップだとちょっと大げさすぎるし、で、うん。
加藤 湯沸しは、ここにあって使えますからね。
山内 地方公演だと、ホテルとかにも実はカップがあるけど。割と自分を守るためにやってますね。マグだとちょっと重いから。それはまあ、震災以降持ち歩くようにしています。なんか、海外とかいくときも、もう荷造りとかほとんどしないんで、そのままこう持って行けるように。なんか全部持ち歩くようになりますね、歳とったら。なんでしょうね。
加藤 最近私は椅子が欲しいです。
山内 あ、椅子欲しいですね!(会場笑い)どこにでも、床にも椅子を置いて、うん。いいなあ、いよいよ危ないことになりますねえ。(質問に戻って、マイカップについて)持ち歩いております。
加藤 はい、ありがとうございます。
山内 でもね、制作もケータリングでね、みんな必ずいろいろカップとか用意するのも、あれ、どうなん?マイカップ(※1)とか持ってこられるとどういう感覚なの?
(※1)演劇の稽古場や上演中の楽屋周辺にはケータリングとしてお茶やちょっとしたおやつが用意されていることが多い。それらは制作が手配することが多く、団体によっては紙コップではなく簡易プラスチックコップに養生テープで名前を貼って一人ずつ用意することもある。1日の最後に使ったコップを洗うのを本人管理にするか制作管理にするかは意見の分かれるところ。(注:加藤)
加藤 あの、心に残ります。やっぱり。あ、この方は、ちゃんとそういう自分のものを、自分を心地よくするためのものを持ち歩いているんだなっていうふうに思いますね。
山内 あー、めんどくせえなあとか思わない?
加藤 それは、思わないですね。
山内 あー、そんなもん?
松田 水筒持ってくる人は多いですよね。
加藤 そう、水筒持ってる方は多いですけど、マイカップを持ってる人は、あまりいなかったですね。(※2)…ありがとうございます。じゃあ次です。
(※2)2020年の現場ではめずらしくなくなったかもしれません。(注:加藤)
(2018年9月12日 コココーララボ vol.1 にて)